ベトナムのお弁当
ベトナムの食で、
すごくいいなあと思ってることのひとつに
「無駄に飾らない」感じがあります。
道端で売ってるバインミーとか、お餅とか、
がさっと袋に入れられるだけだし、
麺料理なんかも、自分で野菜をトッピングしたりとかするので
いわゆる「完成品」みたいな感じに気取ってないんですよね。
それよりも、「ええ、出来立てですもの!」みたいな感じが
とてもいい。
これはお弁当もそうで、
まさに家で作った料理を、がさっとよそってきたよ!
みたいな感じが多いです。
日本みたいに、こまこまっとお弁当に「詰める」って感じじゃなくて
本当に「よそってるだけ」って感じなんですよね。
もはや一品ずつ容器別みたいな感じ。
だからやたらとお弁当箱がかさばってますが、
すごく美味しそうだし、いいなって思います。
お弁当の彩りとか、
人に見られても恥ずかしくない感じにしたいなとか、
考えてるのがなんだかバカバカしくなってきます。
確かにお弁当って、彩りがいい方がいいし、
そこそこコンパクトな方が持っていくのも楽だし、
品数が多い方が楽しいし、とかいろいろありますけど、
そういうことよりも、
身体のこと考えてるメニューだったり、
必要な量や栄養がとれる内容だってことが大事ですよね。
あともちろん手間がかかりすぎないってことも大事。
もっと自由になりたいなって思います。