ハノイでひとりぐらし

ベトナムのハノイで暮らしています

リモートワークで思うこと

コロナの影響で、仕事が減って、

リモートワークもやってみて、

しみじみと感じているのは、

いかに普段思考停止して仕事をしていたかということです。

 

仕事に影響が出てきたのは、3月の中旬頃からだったのですが、

そこから約一か月、通常よりも仕事カット、給与カット、

在宅での仕事も始まりました。

 

すると、あれ、何をまじめに今まで週5日、

会社に通っていたんだ?と思うようになりました。

 

もちろん決して会社が悪いとかそういう話ではなくて、

「今この会社で働いていることは、

 自分が本当に望んでいることなんだろうか。」

と、改めて考えるようになりました。

 

もちろん、嫌々入社した会社ではありませんし、

決して大きなことではなくとも、自分の理想や目標を実現してきてもいます。

自分の今のポジションも、仕事の内容も、

もちろんすべてではありませんが、苦痛ということもありません。

 

ただ、今いる場所は過程の一つでしかないんだよなってことを

ついつい忘れてしまっていたなと気が付いたんです。

 

今時、一つの会社で長く働き続けることの価値はあまり大きくありませんし、

私自身もそんな風には思っていません。

自分の将来にはまだ見ぬ道があり、いずれは自分の歩みたい別の道へ、

また進んでいくことになるだろうと、当然考えていました。

 

でも、あまりにそういったことに無頓着になっていたな、と

改めて気が付いたんです。

 

 

もっともっとスラックを持ち、

もっともっと仕事以外の時間もうまく活用していかないと、

また行き詰ったところで、転職をすることになるな、と・・・。

 

日本の場合は、結構転職って大ごとなので、

割とギリギリまで踏ん張ってしまうことが多かったんですよね。

それこそ、上司とガチでぶつかるとか、

身体壊すとか・・・

そこまでいかないと、転職するって

踏み出せない固定観念が自分にあったんだと思います。

酷いものです。

 

なので、決していい辞め方をしなかったケースもあったので、

それから何年も苦しむ経験もしました。

でも、もうそんな思いはしなくていいと、

今の自分は理解しているし、価値観も更新されています。

 

だからこそ、これまでの盲目的だった日々を反省しています。

もっと刺激的な日々を求めたり、

もっと自分らしく、もっと自分が求める生活を追求するべきだと。

 

今回のような大きな変化や危機を共に過ごした会社には、

私はより強い絆のようなものを感じるかもしれません。

はたまた、本格的に自分と異なる部分が露になり、

これ以上は相いれないと思うことになるかもしれません。

 

今、そういう場所にいるんだな、と

思いながら日々過ごしたいと思っています。

 

自分の未来を作るのは、自分です。

色んな外的要因も大切です、周囲の人も大切です。

でも、それらを選ぶのは自分です。

 

部屋にこもる時間が多い今、

きちんと自分と向き合っていきたいと思います。