「新しい何か」

新しいものへの恐怖で

相手を攻撃したり、隣人と団結したり、

人っていうのは本当に弱いものだなぁと改めて思います。

それでも

誰かにとっての「新しいもの」であり続けたいなと

思う今日この頃です。

私はもともと、日本国内でも移住したことがあり、

周囲にとって異質である経験がありました。

それらの経験は、辛いことも当然ありましたが、

私の場合は逆にそれが強みになることも多くて

自分自身もとても生きやすかったように思っています。

だから、いざベトナムで暮らしはじめても、

現地らしい暮らしをしなきゃ、とか

地域に馴染まなきゃ、とか

全然思っていなかったです。

ふと気がついたら、ベトナムで暮らしているのに

全然ベトナム料理食べてないなとか、

ベトナムらしいことしてないなとか、

そんな感じです。

だからかもしれませんが、

仕事をしていても、街を歩いていても、

妙にリアルに私は日本人なんだなぁと

思うことがあったりします。

日本人だからといって

別に珍しがられたりすることも

仕事で何か特別だったりすることも

もちろんそんなにないのですが。

それでも、出会う人にとって

ほんの少しの「新しい何か」でありたいな、と思います。

私が日々出会うすべての人が、

私にとって、「新しい出会い」であるように。