ハノイでひとりぐらし

ベトナムのハノイで暮らしています

ありがためいわく?

人のやさしさって面白い。

 

「何かしてあげよう」

 

「きっとなにかしてあげられる」

 

誰かのことを思うことが

 

動力になるって

 

つくづく面白いなあと思います。

 

 

私もけっこうおせっかいだったりもして

 

「何かしてあげたい!」って思ったり

 

「何ができるだろう?」って思ったりするんだけれど

 

「相手がそれを望んでいるか?」ってことを

 

すごく考えてしまったりもする。

 

「おせっかいじゃないかな?」

 

「重すぎるかな?」とか・・・笑

 

 

私はさいきん、

 

周囲の方にお世話になることが多くて

 

いろんなことを気にかけて頂いてすごく助かっているのですが

 

自分が全然気にしない部分を

 

すごく気にかけてくださることも多くて

 

ありがたいんだけれど、困惑する状況もあったりします。

 

 

たとえば全然いらないものを

 

「ちょうど余ってるからあげる」と持ってきてくれたり

 

「困ってるだろうから安く手配してあげる」と言ってくださったり

 

あまり関わってほしくない領域に、自然と入ってこられたり。

 

 

わたしはそんなに

 

世間さまの常識から外れた価値観を持っているのかしら?

 

というくらいズレが大きくて

 

へこむとかいうより、面白かったです。ほんと。

 

 

だってやっぱり顔の見える関係だと

 

善意でしてくれていることも当然わかりますし。

 

 

その場は適当に流したりしてますが

 

少し離れたところで困ったな、とかうれしいな、とか

 

俯瞰しているわたし(笑)

 

 

でも、善意を向けてくれているからこそ

 

きちんと「私」でいようと思います。

 

いらないものはいらないと、言いますよー。

 

もちろん感謝しながら。

 

 

わかりあうことは

 

その場をとりつくろうことではできない。

 

同調してみたところで

 

もともと人は同じじゃないから。

 

 

 

わかりあおうとして

 

ぶつかるのなんてありあり!

 

むしろ、ぶつかってみなきゃ

 

わかんないことたくさんあると思うなあ。

 

人間って結構複雑だったりするから。

 

 

*うすぐもりの夏の日に。